10/07/2015

Tony Lama

学生の頃にウエスタンブーツに無性に憧れて購入したのがトニーラマ。


1997年ごろに購入したブーツで、ヒールは数えきれない程、ソールは2回、交換しています。それでもブーツの革は確りしているので勿論、今後も履けます。
当時はウエスタンブーツはジャスティンかトニーラマか、ぐらいしか知識が無かったのですが、調べれば調べる程、我ながら本当に良いブーツを買ったなと思っています。
学生の頃は一時期、本当に毎日の様にトニーラマばかり履いてました。バイクに乗る時も、バイトや、スーツを着る時まで履いてました。


 

ウエスタンブーツのレザーソールは雨の日は水が滲みて来るし、滑るし、今は一時期程は履いていません。ソールをビブラム等のゴムにしようかなと考えた事もあったのですが、オリジナルの状態を変えるのが嫌でレザーソールに拘っているから結果的にブーツを履く機会が限定されていると言う・・
それにレザーソールは時々専用のオイルを塗らないと硬くなってひび割れするのでメンテが必要だったり、色々と面倒な部分はあります。
他に持っているブーツは殆どがラバーソールに交換したのですが、トニーラマに限っては未だにレザーソール維持です。


理由のひとつにトニーラマのソールの作りが昔ながらの伝統的な物なので尚更、崩したく無いのです。
ソール交換するにも、そのオリジナル仕様を活かすにはトニーラマ直営店、もしくは技術を学んだスタッフがいる専門店でしか交換出来ません。
木や金属の杭でソールとウェルトを固定したり縫い方も特殊だったり普通の靴屋さんでは対応してもらえない手法・技術が多いのです。



いちど札幌で、デパートの靴屋さんにヒール交換をお願いした事が有ったのですが、ヒールを削るのにグラインダーを掛けてブーツのヒールから凄い火花が散っていた事がありました。
ウエスタンブーツはスチールシャンクとは別に補強の金属がヒールに入ってる事が多く、他にも色々と面倒な部分が多いので修理は専門店に持ち込まないと駄目なんです。
平たく言うと、メンテナンスは結構めんどうくさい。
他にも、バイクに乗っていた頃はシフトチェンジで左足のアッパーが痛むのが嫌で、アッパー部分にバンダナを巻いたりしてました。


何だかんだで大事に履いているのもありますが、ブーツ自体が確り作られているので15年物でも全く問題なく履けるし、型も自分の足に合っているので快適に履けるブーツです。


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