10/09/2015

Barbour Bedale Jacket

オイルドコットンのジャケットと言えばフィルソン(Filson)やドライザボーン(DRYZA-BONE)が有名どころですがBarbourもあります。
オイルド・コットンの歴史を調べて行くと公表されている創業年を見る限りではBarbourが元祖っぽい。(断言は出来ません)




創業当時のBarbourは魚の油を使用していたそうです。
現在はオイルも改良されていますが、やはりオイルなので多少はベタつきがあります。この油分がコットンに独特の味を出し、耐水性と防寒性、そして生地に耐久性を持たせています。
昔は(そこそこの)通気性と防水・防寒・高い耐久性を兼ね備えるオイルド・コットンは画期的な衣服として船乗りやライダー、アウトドア愛好者に重宝されていましたが、現代のゴアテックス素材と比べてしまうとやっぱり重いし蒸れやすいので、どちらかと言うと雰囲気とか伝統的な作りを楽しむぐらいの余裕を持って着る方が良いのかな、と言うのが正直な感想です。


公式サイトでも書かれていますが公共交通など、人が密集する場所だとジャケットの臭いやオイル移り等、Barbour独特の特徴を考慮しないと諸々と目立つかも知れません。
アウトドアでBarbourを着ていると少しだけアウトドアのレベルが上がった気分になります。(勿論、気のせいなんです)

当モデル、BEDALEは乗馬用に製作されているモデルで丈は短め。





ウエストにはボタン付きのプリーツを装備。
フロントジッパーを閉じた状態でも身体の動きを妨げず、かつ防寒・耐水も維持。





襟は大きく、立てた時はコーデュロイが暖かく防寒にも効果が高いです。スナップボタンで固定可能。





ジャケットのオイルは乾燥して抜けていくので時々メンテナンスが必要です。正規取扱店にリプルーフを依頼するか、専用のオイルで自分でメンテナンス。
メンテナンスは基本、オイルが伸びやすい夏の間に行う事が推奨されていますが自分は時期を逃してしまったので今季の冬に風呂場で温度・湿度のある状態でメンテしようと思っています。

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参考サイト


Barbour
http://www.barbour.com/eu
Filson
http://www.filson.com/ 
DRIZA-BONE
http://www.drizabone.com.au/


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